不器用系保育士まこの奮闘記!

どんな時も強く、優しい人でありたい。

保育士の待遇について思うこと

 

こんばんは!まこです。

随分とお久しぶりになってしまいました。

皆さんどうされていますか?

外出自粛でお疲れ出ていませんか?

 

私は毎日近所の公園巡りをしております(笑)

そして更新しない間に息子も1歳になってしまいました!汗

最近やんちゃ過ぎて大変なんです...

また記事にしますね...(遠い目)

 

では、今回は保育士の待遇について。

大いに話題になっていますね。

実はコツコツこの記事書いてたんですが

まとまらなくて、、終わらなくて、、(-_-;)

ぐだぐだですが、読んでもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

保育無償化となってから数ヶ月。

激務から更に激務になったと友人保育士からよく聞くようになりました。

緊急事態宣言が出てからは保護者の方に登園自粛を

お願いすることも出てきましたが保育園は開かねばなりません。

それは構わないのです。私たち保育士のように働いている保護者と子どもたちのためです。

 

ですがもし自分がコロナになれば、休園になり保護者にも職場にも迷惑をかけてしまう。

ニュースになりネットで個人を特定されてしまうかもしれない。

そのプレッシャーの中で日々出勤。

衛生面には特に気を配るが消毒液が足りない。マスクが足りない。

子どもたちや保護者には気丈に振る舞い、不安にならないよう神経を使う。

 

緊急のことですが、こんなに皺寄せ行っていいのか?

政府の8篇のCMも抗議が出ていますね。

医療関係者の方を守ることはとても大切ですが

それによって保育園が批判を浴びるのはまた違う話です。

ほとんどの園ではいつも笑顔で受け入れをしているはずです。

受け入れ拒否には余程の理由があるのでないか?と私は考えています。

 

保育園を閉めるとなると経済面でダメージを受けるため閉める訳にはいかない。

そのための情報操作としか思えなくて

皆同じように頑張っているのにどうして否定されなければならないのかと悲しくなりました。

このCMによって世間の保育園への見方が厳しくならないことを祈ります。

 

 

本題へ戻ります。

 

待遇面について。

こんなに大変なのに、給料が安くてやってられない。

保育士の人手不足は激務なのに給料が安いとよく聞きます。

私も残業も入れて時給に換算した時は思わず笑ってしまいました。

アルバイトの方が時給いいなぁ...(遠い目)

 

 

確かに、激務と言えば激務です。

待遇も良いとは言えない。

給料上がるなら願ったり叶ったり!!

・・・なんですが、この話題になるたび、ニュースで目にするたび、腑に落ちないのはなぜか?

 

 

 

とずっと考えていて先日やっと私なりの答えが出ました。

 

 

 

それは

保育士は本当に高給の仕事なのか?

という疑問が拭えないということでした。

※保育士の待遇改善反対ではありませんよ!!もちろん大賛成!!(°▽°)

(今の状況では政府や自治体から手当て金をしっかり出すべきだと考えます。離職率増える一方...)

 

ここからはそう考えた理由を3つ述べていきます。

 

 

①保育士資格取得が割と簡単である

国家資格である保育士になるためには方法が2つ。

1、養成校を卒業時に取得

2、保育士資格試験に合格して取得

 

養成校は山ほどあります。専門でも短大でも四大でも取得可能。

必須の授業や実習を全て受けることで卒業時に取得できます。

私は養成校で保育士資格を得ました。

本当に卒業時に取得でき、試験はありません。

試験があるとすれば就職の際にあるくらいです。

 

一方保育士資格試験は年2回実施しており、学科8科目、実技2科目です。

受験資格は大卒や児童施設での勤務経験など条件がありますね。

(※1991年以前に高校を卒業した方には受験資格が無条件にあるそうです。)

合格率は20%と少し低めではありますが、それなりに取り組めばパス出来る割合かと思います。

児童施設で働いていればいくらか免除になりますし。 

 

このように意外と簡単に国家資格である保育士の資格って取れちゃいます。

 

 そして保育士というのは一度取ってしまうと資格の更新がありません。

(※ちなみによく比較される幼稚園教諭免許は10年に1回更新があります。)

 

ということは、保育士としてのスキルアップ自己研鑽のみです。

 

ここで個人差が激しく出るのです。

自己研鑽に励む保育士はどんどんスキルアップしていき

自己研鑽を意識していない保育士は、経験値は積めてもそれ以上のスキルアップはありません。

もちろんどんな仕事でもそうですが、経験値というのはとても大きく、大切なスキルアップの要素です。

ベテラン保育士の方から学び、吸収させていただくことはいつも山ほどあります。

 

 

スキルアップへのハードルが高い 

高い専門性が求められているにも関わらず

資格取得がそこまで難しくなく、実際の仕事内容の複雑さについての学びは自己研鑽頼り。

 

具体的にスキルアップはどうしていくのかと言うと

・研修

・読書

・公開保育

・他の保育士との意見交流

・他の保育園の見学

・研究会

などありますが

研修は仕事中には行けませんので、仕事後の夜に開かれることが多いです。

大体18:30~20:00、遅くて21:00まで。

昼の研修に行けるのは公立の保育士だと比較的行きやすいです。

私立は厳しいです。ほとんどあり得ません(笑)

私は育休に入る前は、休日によく研修や研究会に行っていました。

子育てしながらとなるとより厳しくなりそうで今から焦っています汗

 

つまりは昨今高い専門性が求められている保育士は

スキルアップの必要性が高いにも関わらず、その機会を得るのは難しい環境になってしまっている

ということです。

 

環境改善としては

・交代勤務で研修に出られるようにする

・会議を無駄なくコンパクトに済ませ、研修の時間を取る(この話いる?!ってことを会議で長々とすることもある...)

→会議前にはチーフ会議を行い事前調整を行うことで効率よく進める。

・ICT導入、エクセルの自動化を図るなど積極的に取り組み、事務の時間を削減しその時間を学ぶ時間にする。

そもそもこの書類は必要なのか?簡略化できないか?など検討も必要ですね。

 

上記を今の環境にプラスして行っていては全く意味がありません。

伝統と今まで言われていたことは、本当に意味のあることなのか?

毎年同じようにしているから、変えるのは余計大変だから、見直しをせずそのままにしようとしていないか?

見栄のためにやっていることはないか?

 

無駄を無くすことで

保育士は学び、そして子どもたちと保護者へ還元できます。

保育士は本来そうあるべきだと考えます。

 

 

③高い専門性が求められているにも関わらず、個人差が激しい

 

夜に会議もあって、保育の準備に研修。保育士だって人間。

疲れてきてしまいますね。

いろーんな保育士がいます。(笑)

 

正直こんなところに書けないような対応の方もいました。

それに歯向かえない自分に嫌気がさして辞めようと何度も思い悩みつつ

目の前の子どもたちが大切で被害がこれ以上増えないようにと必死にフォローをする日々。

何のために保育士になったのか?辛い日々でした。

 

薄給で激務だから子どもたちにこんな対応するの?

 

それは違う。

 

自分の問題を消化出来ないからと言って、他人にぶつけるのはどこに行ってもしてはいけないですよね。

 

薄給で激務が嫌なら他の仕事をすればいいのです。

選んだのは自分。それを変えられるのも自分です。

正直に言ってしまうと、

そんな人手が減っても何とかなります。

もちろんきつくはなりますが(^^;;

環境的にはむしろやりやすくなります。

もっと良い方に来てもらえるチャンスとなるのですから。

子どもたちも怯えて過ごさなくても良いのです。

 

 

 

このように、保育士同士で個人差があります。

どんな仕事でもそうだと思いますが、給与面の改善を求めるならば

それなりの専門性、働き方があると思ったのです。

保育士ならば、その専門性を高めていくための個人意識、環境整備が必要です。

園内研修を行って、保育士の質の向上に取り組む園もあります。

積極的に取り組めるように、声を上げ続け、そして考え続けていきたいですね。

 

保育業界は家庭のプライバシー問題もあるためか、非常に風通しの悪い業界だと思います。

古い体質が残ったままの園も沢山あります。

まずはその体質を変えていかなくては、給料うんぬん言ってられないのです。

今回話題になったことで、

保育士の待遇改善のお話身に染みるほど嬉しいことです。

話題に上ったことにより保育業界の換気となって新しい風が吹いていくことを心から願います。

 

 

私たち保育士もどんどん声を上げ

待遇改善!!と責任感を持って言えるような環境に変えていきたいですね。

 

 

 

こんなぐだぐだな記事を最後まで読んでいただき感謝します。

ありがとうございました!!

 

 

次回からは

最近勉強している本のことを頭の整理がてら書いたり

子どもとの家での過ごし方などなど色々書いていきますので

またよろしくお願いします(^^)!